ゆじ動物病院 VoL.57の3:風邪にご用心その2
ゆじ動物病院 VoL.57の3:風邪にご用心その2(2012-12-01)、福岡前原のゆじ動物病院がお届けする季節のイベントやお客様にとてもお得なニュース情報満載
--ゆじ動物病院-- 最新ニュース
2012/12/01 掲載!
前回の風邪予防に関する続きです。
■どんな症状なの?A
猫ちゃんの場合・・・主な原因はヘルペスウイル、カリシウイルスなどによるウイルス感染や、クラミジアなどです。咳、クシャミ、鼻水、発熱、食欲低下などの症状がみられ、重篤化すると「肺炎」を引き起こし、死亡することもあります。感染源によってはこのような呼吸器症状以外に、「結膜炎」を引き起こし涙と目ヤニで眼瞼がくっついてしまっている場合もあります。
カリシウイルスは上記以外に口の周辺や舌に潰瘍ができることもあります。
これらは猫カゼの代表的なものになりますが、ワクチンで予防が可能です!!
*クラミジアは人にも感染例があり人獣共通伝染病です。
■今後の対策は?
★ワクチン接種で免疫を付けておきましょう!!
残念ながらワクチン接種を子犬子猫の時だけで終わってしまっている場合や、お外に出ないからという理由で、ワクチンを受けていない場合は早めに接種しておくことをお勧めいたします。ワクチンを受けていなかったがために、動物が苦しむのは避けたいですね。
★猫ちゃんを外に出さない、脱走させない事が大事です。
猫ちゃんを外出させると、色々なウイルスを体に取りこんでしまいます。風邪のウイルスだけでなく猫エイズ・猫白血病ウイルスもお外でもらってくることがほとんどです。どうしてもお外に出てしまう場合は、
必ずワクチンを受けましょう。
★人間が外から病気を持ち帰ることもあります。
触る前に手洗いしたり、服を着替える等で対策が出来ます。
