ゆじ動物病院 VoL62の3:院内の勉強会で腎臓病について学びました。
ゆじ動物病院 VoL62の3:院内の勉強会で腎臓病について学びました。(2013-12-01)、福岡前原のゆじ動物病院がお届けする季節のイベントやお客様にとてもお得なニュース情報満載
--ゆじ動物病院-- 最新ニュース
2013/12/01 掲載!
先月行われた院内セミナー、‘腎臓病’についてご説明します!!
◆腎臓の役割って・・・?
老廃物を尿として排泄したり赤血球の成長を促すなど重要な役割をしています。腎臓機能が低下すると、飲水量が増えたり、痩せてくる、食欲の低下、嘔吐、貧血、毛づやが悪くなるなどの症状が見られます。
◆腎臓病って・・・?
腎臓病の発生率は7〜8歳から急速に高まり、15歳以上の猫では4〜5頭に1頭が腎臓病になっているといわれています。初期の腎臓病では症状がほとんどなく腎機能の75%を失ってから血液検査での異常が出る為、気づいたころには重度の腎臓病になっていることも少なくありません。
残念ながら一度失った腎臓の機能は回復することはありません。
早期発見し、残りの腎機能を大切にしてあげることがとても重要です。
腎臓に負担をかけるリンという成分を減らすことで、生存日数が2〜3倍になることが分かっています。
リン?リンは食品にたくさん含まれているので、低リン食の選択やリンを吸着してくれるお薬を使って体に過剰なリンを入れないことがポイントです!