ゆじ動物病院 VoL.58の2:犬・猫の歯についてです。
ゆじ動物病院 VoL.58の2:犬・猫の歯についてです。(2013-01-01)、福岡前原のゆじ動物病院がお届けする季節のイベントやお客様にとてもお得なニュース情報満載
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2013/01/01 掲載!
犬・猫の歯について
皆さんのわんちゃん、猫ちゃんが小さなころ、歯が抜けて驚かれたことはありませんか?
犬や猫も人と同じように、生まれて直ぐは歯は生えていません。
生後2〜3週齢で乳歯が生え始め、生後6週齢頃までには生えそろいます。犬では28本、猫では26本の乳歯が生えます。
そして生後3・4カ月ごろより乳歯から永久歯へと生え変わりが始まります。
そして、生後7・8カ月ごろには犬で全部で42本、猫では30本の永久歯が生えそろいます。犬では上顎に20本、下顎に22本、猫では上顎に16本、下顎に14本生えます。
わんちゃん・猫ちゃんには虫歯や歯の病気はないの?
犬猫では、実は虫歯はほとんどみられません。
人では、口の中の細菌、糖、食べカスや菌を残しやすい歯の形といった条件がそろいやすく虫歯を起こしやすいのですが、犬・猫ではこうした虫歯の原因となる条件がそろいにくいためだと考えられています。しかし、犬では歯の病気の63.6%が、猫で40.9%が歯周病と言われています(アニコム家庭どうぶつ白書2012より)。
また、猫ではお口の病気で、難治性口内炎が多く見られます。免疫不全や感染が原因と考えられています。
ネバネバした唾液や歯肉からの出血や歯肉の強い炎症がみられます。進行すると食餌をとることも困難な状況に。
