ゆじ動物病院　VoL.60の2：マダニについて (2013-03-01)

2013/03/01 掲載！

最近のニュースで、人の方で注目されているマダニを介した新感染症の「重症熱性血小板減少症候群（ＳＦＴＳ）」今現在ではまだ解っていないことも多く、生命に関わる病気ということで恐いですね。特にダニに接触する機会の多いわんちゃん・猫ちゃんには、ダニからうつる病気は知っておきたいと思います。
よく耳にする〝マダニ″
聞いたことはあるけど、実際何の害があるの?なぜ予防が必要なの?と思っている方も少なくないのではないでしょうか?
そこで今回は、意外と知られていないマダニの実態について、そしてその予防法について特集しました(＾＾)！
そもそもマダニって…?
マダニは、一般に家の中にいるダニとは異なり動物に寄生・吸血することで生活しています。通常成虫で1ミリほどの大きさですが、吸血後は２センチほどまで大きく膨らみます。
普段はやぶや草むらに生息しており、寄生できる動物を今か今かと待っているのです。

ウチの子は室内外だからと、思っていませんか?
マダニは普段のお散歩コースのちょっとした草むら、公園の芝生、河原の道などあらゆるところに約一年を通して潜んでいて、あなたの愛犬・愛猫を狙っています。そして吸血をされたわんちゃん・ねこちゃんはただ痒いだけでなく、命にかかわる恐ろしい病気に感染することも…。